2002/11/26（火）

2002/11/23（土） 

妊娠当初からさくらとの共同生活には、些細な事ではあるけれど我が家では重大な問題が色々と発生している。
例えば・・・・妊娠初期の頃、つわりのせいかさくらの匂い（犬の匂い）が駄目だった・・・。もう遠くにいても家じゅうに さくらの匂いがしみついているのか、気分が悪くなる始末。　最近はつわりも落ち着いたせいか、匂いには耐えられるように なってきた。次の問題は、さくらの元気ぶり。　嬉しさの余りだと分かってはいるのだが、飛びついてくると、丁度お腹に さくらの手があたる・・・。勢いよく飛びついてくるので結構な力なのだ。さくら自身はじゃれて近寄ってくるんだけど、 なかなかどうして・・・・　でかいだけに（ゴールデンにしてはチビだが）迫力がおまけとしてついてきてしまうのである・・・・。

ちょっくら腹もでてきたかな？	そのとなりで、でかい態度のさくら・・・

去る15日、病院へ診察にいったらそのまま入院になってた・・・・。  まさしく昨年の流産のときと同じく緊急入院。 家族も職場の人々もびっくりだが、当の私が一番びっくり・・・・。思わず先生に「またですかぁ〜」と行ってしまった。
色のついたおりものが続いていたので、嫌な予感はしていたんだけど・・・。またもや切迫。波乱万丈の妊婦生活です。 外来の産婦人科からそのまま看護婦さんに 車椅子に乗せていただき、入院病棟へ・・・。拉致された人々の心境？？でした。
ただ今回は、昨年よりも出血の量が少ないこともあり、精神的には落ち着いていたのです。 病院生活12日の間には色んな事があったので、日を追ってお話しますわん。

本当に・・・・ひなを知るお友達の皆様には大変ご心配をおかけしました・・・。色々と励ましてくれてありがとうね☆。
（実は、携帯電話禁止の病棟でこそこそ携帯メールをしていた私・・・メール送ってくれたみんな・・・ありがとう！）
　

10/15(入院1日目）・・・・・
ずっと調子が悪かったので、朝会社に立ち寄りちょっくら病院へ・・・。この日はひなの主治医の先生が外来診察では ないのだけれど、少し待っていると入院病棟から降りてきてくれた。そして運命の診察がありそのまま入院・・・。
出血をしていることと、お腹の張りがひどく続いていること。そして胎児の袋の横に黒い影が見えるため （これは出血の残りなのか、何なのかを観察が必要）。　いわゆる切迫流産との診断での入院でしした。
病室はなんと昨年流産で入院したときと全く同じ部屋。その6人部屋には既に4人の妊婦さんが入院していました。 一人は9週目でつわりがあまりにもひどいために入院。一人は7ヶ月で子宮口が開いてしまい、手術を必要としていた方、 残る二人は9週と15週の妊婦さんでどちらも出血のため・・・・・。
　

10/18(入院4日目）・・・・・
入院当初からひなは2本の点滴をしていた。これは止血剤の含まれた点滴。それがこの日の診察で経過が良かった為 1本になったのである!!しかもずっと入院時からベッドの上のみの生活で、トイレもベッド横に設置されているポータブル。 （うんこちゃんの時は看護婦さんを呼んで、車椅子でお手洗いに連れて行ってもらうのよん） 洗面も歯磨きもすべてベッドの上。「人はベッドの上だけで生活できるか?!」状態だったのも、この時から開放された。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 同時に出血で入院の9週と15週の二人も点滴が1本に。
　

10/19(入院5日目）・・・・・
妊娠7ヶ月で子宮口が開いてしまった妊婦さんが退院。私が入院した日に子宮口をふさぐ処置をされたのである。彼女は仕事で重いものを持ったりする機会が多かったらしい・・・。私と同じく、初期には出血もあり入院は2回目だとか・・・。
めでたく退院する人を見送るのはうれしい反面、寂しかったりもする。つわりのひどい彼女は終日おげおげ状態・・・。
食べづわりだった私は、まだラッキーなほうであろう。そんな彼女を除く出血組みの3人はいつも朝から夜遅くまで食べ物の話か、帰りたい話ばかり・・・・・。本当に入院患者かい!?と思うほどに元気。私もほとんど出血は止まり、他の二人もほとんど出血はなかったため元気なのである。「カレーヌードル食べたいなぁ〜」が3人の共通の意見だった。
　

10/21(入院7日目）・・・・・
つわりがひどくて入院していた妊婦さんが退院した。朝晩は相変わらずつわりがひどい状態だけど、比較的昼間は少し落ち着いてきた様子。夜も彼（まだ結婚していないので・・・）が来ていたりすると、いたって元気な感じ。彼女にとっては話し相手のいる自宅の方が環境としてはよいのであろう・・・。
しかし・・・・退院から3日後、彼女は外来で点滴をうける羽目になっていたのであります。(-"-).。自宅に戻ってもつわりがひどく、彼が病院へ連れてきたとか・・・。だけど本人は断固再入院を嫌がっているため、外来での点滴となったんだって。
そしてこの日はまた新たな入院妊婦さんが入ってきた。既に臨月に入っている妊婦さんで、尿管結石になってしまったらしい。既に2人のお子さんがいて、入院するまでは子供さんを自転車の前後に乗せて普通の生活をしていたとか・・・。
しょっぱなから切迫になっている私には考えられないけれど、出産まで何事もなく雨の日だって自転車乗っても無事出産をする妊婦さんもいっぱいいるんだよねぇ。うらやましいなぁ〜。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　一体何が違うのだ?!
　

10/22(入院8日目）・・・・・
毎週火曜日と金曜日の回診は主治医の先生。偶然にも出血の3人衆は同じ主治医だったので、この日は3人にとっての運命の日。主治医でなければ退院への道は開けないのです。そして・・・・・回診後に診察があり、なんと私と9週（もう10週）の彼女の点滴がなくなったのです！!(^^)!。もううっほうっほ状態。でも・・・・3人衆の一人・・・私と同じ15週（もう16週）の妊婦さんはまだ少量の出血があるため、点滴は取れませんでした(-_-;)。
点滴が取れると退院まではカウントダウン。　飲み薬に変わっても出血が見られなければ、次の主治医の回診日には退院目処が立つのです。　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「早く退院したいなぁ〜」とまだ年齢も若い9週の子がずっといいつづけて外を眺めていました。

10/25(入院11日目）・・・・・
退院決定!!　私と同じく9週の子も同じく明日退院の許可が出たのです。もううれしいったらありゃしない・・・。だけど、もう一人の彼女は・・・・居残りになってしまいました。だけど、出血が完全に止まってから退院したほうがいいからね・・・。
その彼女は現在35歳。いわゆる高齢初産なのです。結婚から8年、ずっと子供さんに恵まれず、不妊治療にも通っていたのだそう・・・。そしてやっとできたお子さんらしい。だからこそ余計に安静が大事。旦那さんは毎日面会終了の20時前に駆け込んでくるのです。ぎりぎりでもちゃんと毎日やってくる・・・。いいご夫婦だなぁ〜。とひなはいつも思ってました。
       
そうそう・・・そんなこんなの間に新人患者さんが2人加わっているの。1人は8ヶ月の切迫早産。もう一人も同様･･･。8ヶ月の切迫早産で、赤ちゃんが下がってきてしまったのだそう。どうももう産んでしまっても大丈夫らしいんだけど、今産むにはもっと大きな、設備万全の病院へ移らないといけないらしい・・・。結局彼女は今の病院で産むことにし、あと1ヶ月ほど24時間の点滴で、胎児をお腹の中で維持する方法を選択したのです。彼女の旦那さんはイギリス人。既に4歳の女の子がいて、これがまたハーフだから超かわいい！丁度入院の時ご主人は英国に戻っていたらしいのだけど、奥さんの緊急入院で、即帰国してきたのでります。　やっぱり・・・・どこのご主人もえらいなぁ〜。彼女は初期の頃に私と同じ出血のため切迫流産での入院を3週間。そして退院後2週間ほどしてまた出血があり、再入院の経験があるらしい・・・。だから、病院でも既に有名人。「また戻ってきたのぉ？」と看護婦さんたちに言われて苦笑してました。
1人目の時も難産だったらしいので、是非無事に生まれるといいね。

10/26(入院12日目）・・・・・
待ちに待った退院の日(^・^)。　まあ・・・・切迫流産での入院で1ヶ月近く入院の妊婦さんも沢山いるから、予定通り2週間で退院できるのはいいほうなのです。ひなは退院もうれしかったけど、何よりも胎児と一緒に退院できる！ということが嬉しくて嬉しくて・・・。去年の入院では私一人での退院だったから・・・。
退院しても当面は病院と同じ生活を自宅で強いられます。しかし・・・我が家はさくらちんがいるからなぁ〜。どうなるかな。
毎日のように食べたいものが変化していたんだけど、結局退院した日に食べたかったのはドリア。ホント・・・・・入院中は3人衆の妊婦で毎日朝から消灯まで、食べ物の話ば〜っかりしてたなぁ〜。あ!!あと便秘の話ね。そうでなくても便秘の私を含め、妊婦は便秘になりやすいのです。さらに入院しているともっと出ない^_^;。　
そんなこんなの12日間・・・・また病院へ舞い戻り。ってな妊婦さんも沢山いるようなので、注意しないとね。　

相変わらずお腹が張った感じが続く。つわりはあまりなく、朝空腹のままさくらの散歩にでかけると、途中で気持ち悪くなったりするが、でもそれ以外はあまりつわりは感じない。
さくらの散歩も続けている。夕方はどうしても１人での散歩になってしまうのだが、前後に他のわんこちゃんがいなければ、比較的ゆっくりと歩いてくれる。
逆にわんこがいると大変・・・・。追いつこうとひっぱったり。遊びたくって飛び回ったり。
うめが極力早く帰る努力をしてくれたり色々と協力してくれるので、助かってます。

なんだか毎日おなかが張るのです。今の仕事はデスクワークで、ほとんど終日座った状態。 座っていてもおなかがチクッとしたり、張った感じがするの・・・。大丈夫かなぁ・・・。
そこで、この日は休みをとって再び病院へ。
やはり、生理が遅れていてまだまだ初期の段階の様子。
最初先生は「小さすぎる。成長しているかどうか・・・」と(-"-)。しかし前回は全く確認できな かったけれど、小さいながらに黒いまあるい形が見えたのです。
週数が合わないので、かなり生理が遅れていたのでしょう。との事でした。
そして、「また来週来てくださいね。」←先生。

さてさて・・・妊娠はとっても嬉しい(^^♪　　しかしさくらの散歩をどうしよう・・・。というのが
うめとひなの悩みでした。　毎日うめは夜帰宅が遅いので、夕方の散歩はひなが担当。
さくらは散歩中結構引くのであります。うう・・・・ん。さくらちゃん・・・。お願いね。引かないでね。